ピンクレディ

昼はベランダに干した洗濯物の間からは晴れた空が見えて、夕方に洗濯物を取り込むと窓一面に秋の空が広がった。今は夜空に半分の月が見える。窓の隙間から入ってくる夜の風は冷たく、煙草の煙が漂う部屋の空気を小さく圧縮する。パスタを茹でる鍋の湯気がキッチンにやさしく広がっていく。
時候の書き出しを打ち込んで(^_^;)読み始めた本は『山崎マキコ/ためらいもイエス』項も行数もそこそこあり隙間も無くて読みごたえがあって、なかなか読書のスピードが上がらない。
63ページに入ると“わたしたちこれから、いいところ”ピンクレディの『UFO』の歌詞が書かれていて、何故か短いフレーズが心に引っ掛かる…。あれ?今日、ピンク・レディを思い出すのは確か二回目だ、いつ?何処で?今日、本屋さんで買った他の文庫本をパラパラとめくってみた。見つけた!『朝比奈あすか/憂鬱なハスビーン』の書き出しが“テレビをつけたらピンク・レディが歌っていた。”なんて偶然!心のモヤモヤがすっきり晴れた。『センセイの鞄』のツキコ、『オカンの嫁入り』の月子の発見以来のすっきりだ。今晩の夢にはきっとピンクレディが出てくるかもしれない?(笑)
なんて、つまらない事を書いてないで風邪薬を飲んで寝よう。明日は漫画喫茶だ\(^O^)/