もったいぶって書いた日記

今日の洗濯はバリ乾、明日も洗濯だ。
この町は馬の背の様に細くて長い形をしていて坂道が意外に多い。アパートを出て坂道を登り突き当たる小学校を右側から回り込む、この間が唯一の平坦な道(汗)運動場を半分過ぎて再び脇の坂道を登る、右側には公園があるが今日は素通りだ。来た路を振り返ると小学校のプールが見下ろせる、水をたたえたプールは空の色を映しどこまでも青く、子供達の無邪気な声に替わって赤や黄色の落ち葉がプールサイドを賑わしている。側に止められた赤い自転車が印象的だ。

しばらく登ると目的地は見える、大きな道路の向こう側、地下道のくぐった先にそれはある。陽の当たらない薄暗い地下道に入ると、さっきかいた汗が体温を奪っていく。反対側の入り口の暖かい陽射を目指して少し歩みを速めると、胸の中の音が騒ぎ初めて地下道の壁に反響する自分の足音に重なって聞こえた。階段を昇り再び地表に出ると、すぐそこに本日ひとつめの目的地『図書館』がある…、ともったいぶって、たいそうに書いてみた(笑)
だって図書館って初めて行ったから(;^_^A 郊外の小さなベッドタウンだから大した図書館ではなかった。図書館って言うより、文化会館の二階をお借りしましたって感じです。本屋さんの匂いと違って、古い紙の匂いがして古本屋に迷い混んだ様な…、うんっ?そらそうだ(笑)
図書館って本屋さんと違って、出版社の事情を払いのけて作者別に並んでいるから目的の本が捜しやすくて便利。
図書館で借りた本は、
山崎ナオコーラ/長い終わりが始まる
江國香織/雨はコーラがのめない
中山智幸/ありったけの話
山本文緒/プラナリア
だけど本屋さんにも行ってきた。給料日後の最初の休日だし、図書館に置いて無い本を選んで買った。
内田百聞(正しくは耳ではなく月)/贋作我輩は猫である
星野智幸/われら猫の子
二冊とも『猫』だぞ(笑)
きいろいゾウ』は後にして、今日借りた『ありったけの話』を完読しました。返却期限のあるものから読まないとね。あぁ、内容は星ふたつ(^^ゞ