くさい話

携帯電話に、父のいる老人ホームからの着信履歴あった。一瞬焦るが呼び出し時間は30秒、きっとたいした用事ではない。翌日には非通知の着信履歴が一件、ちょっと焦るが無視。そして今日、昼前に老人ホームに顔を出すと「いつもの介護士さんがいないから解らない」と言う。たぶん「髪が伸びたから理髪代を…」ぐらいかなと本人の状態を確認、かなりボサボサな髪だった。昼寝中だったため、理髪代を預けて帰った。今回の滞在時間は約1分…(;^_^A
もちろんこんな電話ばかりではない。「今から病院に行きますから」と呼び出された事もある。病院で落ち合うまでは、程度が解らないから内心ドキドキ。病名は…、重度の便秘(笑)介護士さんでも一般的な浣腸はできるが、そんなモノでは間に合わなく、ぶっとい浣腸をする為の総合病院と専門医だそうだ。「どんだけの便秘、どんだけ詰まっているのだ?」病院に着いた時、オヤジは処置の中。外で待つ身としては「無事に生まれますように」と祈るだけ…。
それは無い(笑)仕事中を呼び出されて早退、病院で浣腸、脱糞待ち…。正直書くと「迷惑かけるなよ」で、しばらく処置待ち…。済んだのは言われなくても解る、処置室の前まで臭いが(;^_^A それから処置室の後片付けがあって、医者に中に呼ばれる。凄い格闘があったそうだ…。そりゃそうだ!暴れるだろう。痴呆症の老人を数人がかりで抑えつけて、特大浣腸。痛みもあるし、力があるだけ子供より質が悪い。そんな事を思いながら処置室の中、残り香に集中力を奪われて医者の話が耳に入らない。「ありがとうございます」と告げて家路に帰った。オヤジは病院の送迎車で老人ホームへ帰ってった…。
いっぱいいっぱい詰まった状態では、浣腸による腸の破裂の心配も有るそうだ。格闘の内容としては、浣腸のあと良く書けばマッサージ、悪く書けば圧迫。浣腸のあと圧迫なんて、結果は想像できる。まるで地獄絵図の様だろう(笑)
追伸、処置室で再開したオヤジは涙目だった。