コメント的な?

『ペギー・スー 魔法の瞳をもつ少女』完読です。
ハリーポッターの女の子版とか言われながら結構地味です(^^;)魔法の瞳が、<見えざるもの>が見えるだけで殆んど役に立ってない。これはシリーズの一作目と言うことで、これからもっと大きな能力を身に着けていくのだと続編に期待したいと思います。瞳からどんな魔法がでるのやら?ウルトラマンの様に目からビームが出るのか?それはベタで面白くないぞ!!
児童書なのに冷静に考えると内容は結構グロいです。ハリポタだと魔法使い同士が争っても怪我をしたり死んだりするのは当事者だけなのに、コレは悪が恐怖で人間を支配し、無差別殺人をします。そして書けないけどグロい事が・・・。
そもそも女の子がこの町に引っ越してきたのが災いの種で、女の子が解決をするが、災いが終わっても誰もハッピーにならない。悪夢が去っただけで、心の古傷として後遺症(?)は残ったままだ。主人公の女の子はアフターケアーをせずに(出来ずに)、町を去ってしまう。そして次の町でも巻き添えになる人が、たくさん出てくるんだろうな。
かわいい女の子の表紙に騙されてはいけない、ダークな大人の本だ。読み出すと止まらない、次が楽しみ(笑)
読み返すと、支離滅裂。慣れない事を書くものではないな(^^;)