すいかの匂い

江國香織/すいかの匂い』完読です。11編のお話しだけど幾つか、何処かがむず痒くなる話もあれば、背筋がゾッとする話もある。直前まで透明感のある言葉で書かれていて、突然にゾッとする言葉が出てくる。リズムを崩さずごく普通の事の様に流れるから、後からじわじわと効いてくる。もっと、ほっこりする話も読みたかったなぁ。
そもそもすいかが嫌いだ(^_^;)正しくは嫌いになった。あのすいかの匂いがダメだ。思い出の中のすいかと、お店で売っていたカットすいかとのギャップがね…。
次は月子のでる本でも読むとしょう!