浦島太郎?

9:38
仕事中、トイレから戻ると扇風機の風が急に冷たく感じて大きなくしゃみが二回続けて出た。…、うん?あれ?なんだかいつもと違う。何かがストンと抜け落ちた様な不思議な感覚?その瞬間から脱け殻になってしまった。
仕事が嫌になって抜け殻のマネキンになったり、殻に閉じこもってザリガニになることも無くはないが、この日はそれらのどれとも違う。もちろんセンチメンタルとも違う。とりあえず空っぽのまま仕事続ける。淡々と同じ事を機械的に繰り返すだけで「暑い!」のセリフも出てこない。感情の無いただのロボットになってしまった、いつもの鼻歌も出ない。それでも残った脳ミソで色々考える。「魂此処に有らずで、くしゃみで何処か飛んで行った?」それとも「先のトイレで流れちゃったか?」なんてくだらない事を考える脳ミソは残っているようす。きっと空腹だからか?と思い昼食を食べても相変わらず。「くしゃみが出たから風邪ひくのかな?」とか・・・。あ〜ぁ、この不思議な気持ちが上手く書けない・・・。
15:40
空が晴れてきて窓から直射日光が工場内に入ってきた。大きな欠伸が出て無意識に「暑い!」とつぶやくと何処かのスイッチが入った!!「今までのは何だったのだ?」とおかしくなって顔がにやける(笑)とりあえず元に戻って良かった。
これが火曜日の話。二晩寝かせたネタはちんぷんかんぷんな変な話(^_^;)それで仕事中もこの事ばかり考えて、自分なりに納得した答えは『きっと、自分の中の“心の時計”が止まっていた』に落ち着いた。それからずーっとくしゃみだけは気をつけている。ってこの暑さじゃくしゃみなんて出ないよな。