おやつなしの日

朝からずっと雨、お日様の下で洗濯物を干したい今日この頃・・・。
買物がてらに和菓子屋さんを覗いてみる、お目当てはいちご大福。ありません(涙)お店も大行列で並んだお客さんの隙間からショーケースを覗くと、そこに並んでいるのは、いちご道明寺、いちごクリーム大福、いちごチョコ大福・・・。なんだこの品揃えは!?
店先ののぼりにはデカデカといちご大福の文字があるというのに、普通のいちご大福がない!!一個ずつ買えというのか?チョコとクリームを一個づつ買うのもなんなので今回はお見送りになりなした・・・。
朝から読んでる本は『江國香織 / 抱擁、あるいはライスには塩を』
とっても分厚い本です、600ページもある。図書館で手にとってぱらぱら覗くと、ひらめく予感。「これは名作だ!!」読み始めて直ぐに思った「これは図書館でかりて読む本ではない、作者に敬意をはらって買う本だ!!」
帯のうたい文句は「三世代、百年にわたる『風変わりな家族』の秘密とは」とある。「流しのしたの骨」のように他人の家庭の秘密を覗き見る楽しさがこの本にはある。きっと結末にはオチも無いのだろうけど、ページをめくる度に「柳島家」の秘密な日常がみえてくる。三世代なので「流しのしたの骨」の三倍は楽しめるってことだ。イヒヒ
食べることも、あんこを舐めることも忘れて、煙草をふかしながらひたすら読んでいる。三世代なので時間が前後したり、家族構成がややっこしく後戻りすることもあるがもうすぐ半分。楽しく、がんばって読むぞ!!そして買う!!

抱擁、あるいはライスには塩を

抱擁、あるいはライスには塩を